edition 10

paris match edition 10歌詞
1.Sandstorm

作詞:Tai Furusawa
作曲:Yosuke Sugiyama

ココロのなかの砂漠は
ただ見渡す限りに拡がって
遠くは霞んで見えず
線路だけが続いていく
鳴る発車ベル

オアシスへはキミなしで行けないよ
蜃気楼だと噂にはなったけど‥

ココロ揺るがす砂嵐で
列車はしばらくは立ち往生
途中で街に寄ってジュエリーをそろえよう
盗賊のコレクション

女王陛下の大粒のサファイアも
キミほどには輝きはしないけど

愛しすぎて眠りにはつけないと
言ってみたけど
本当の理由はSandstorm


2.All I Need

作詞:Tai Furusawa
作曲:Yosuke Sugiyama

Long long distance
お別れの本当の意味を知ったからか
キミが急に綺麗になったのは

1ミリでも近くにいてほしかった
Closer 1秒でも永い間
触れていたいんだ Closer

未熟なまま 時間に弄ばれたまま

まだ間に合う やり直せると信じて
フェリー待つ 夕日沈む湖のほとり
ずっと待っている

蒼い春も 大人たちが汚した夏でも
朱い秋も なにもかもが凍える冬でも
キミがいるだけでいいのに

Long distance call 夜更けに静かにキミは
「ずっとあなた、優しかった。」 急に過去形になった

すぐに僕は滅びてしまいそうさ
もう、行くあても無い
かつて観たMotorcycle Boyのようさ

ふたりぼっちの夏のまま あの頃のまま

ひとりぼっちの湖上の月 羨むほどに
また、抱きしめたい きみのことを
どれほど すきだと

蒼い春も 大人たちが汚した夏でも
朱い秋も なにもかもが凍える冬でも

キミがいるだけで
You're all I need


3.Believe

作詞:Tai Furusawa
作曲:Yosuke Sugiyama

貴方は誰を相手に戦えばいいの?
貴方は還るその日を信じて待つ
Believe

未来へ導く子羊の群れの行く先さえ判らない
この水の惑星

不安な暗雲が都市をつつむ前に
Baby come back to me

誰かのピアノが泣いた
雨音のように
確かなものなどない、と
惑わせないで
Believe

時代のユメ詠む小鳥の唄がもう聴こえない
きこえない
喧騒のなか

巨大な陰影が都市をつつむ前に
Baby come back to me

貴方は誰かと今日も傷付けあっているの?
瓦礫の水溜りにも
虹よ映れ
Believe

貴方は誰を相手に戦えばいいの?
私は貴方のために今日も祈る
Believe


4.月とロマンス

作詞:Tai Furusawa
作曲:Yosuke Sugiyama

人生は束の間の戯曲
夜更けなど愚かなほど迷うわ
醜悪のあとの美と
狂気のまえの静けさの違いも
わからずにたたずむ
この窓辺に

色紙の満月を絹の糸でそっと夜に垂らしたら
闇の中あの人は惑わされるのかな
ルナティックに

月とロマンス

万華鏡のような日々 時折は儚い路地に逸れて
輝いて見えたドアを開けてみる 絶望が其処にいても

結末はわからない
まるでクライムノワール

闇に住む群集が はりぼての満月と気付く夜明けまえ
荒れ果てたこの街で 命懸けの恋は報われる

月とロマンス

Like Jazz Fill So Many Sleepless nights
Like A Romance Fill Your Space Inside

朝靄と消えてゆく
命懸けの恋さえも
カゲロウのように

真実はいつの日も
心の奥底に
密やかに
潜むロマンス


5.You are my reason

作詞:Mari Mizuno
作曲:Yosuke Sugiyama

君はその尖らせた唇で紡ぎ出す
残されたフィナーレを急ぐように

そして僕との距離を沈黙で遠ざけた
いつまでも目覚めない闇のように
静寂さが暁を包み込んだ

いつも二人 木漏れ日の中で戯れた
優しい歌が響く朝
君ともう一度

君は僕との時間を溜息で湿らせた
胸を刺す思い出も濡れたまま

朝焼けが行く先を見失った

愛しい君の
胸元の小さなほくろと馨るうなじ
まだ僕は君を感じたい

You are my reason

もう僕らは
違う朝 向かうけど
時々は思い出してくれるかな


6.crying for the blue moon ~featuring ENCOUNTER~

作詞:Yosuke Sugiyama
作曲:Yosuke Sugiyama

I feel your vibe in the sky from the ground.
Can you feel my wish to the sky?
Crying for the blue moon.


7.銀のセダンと時間の鍵盤

作詞:Tai Furusawa
作曲:Yosuke Sugiyama

アウトストラーダ 銀のセダンが
アウトストラーダ 夜のなか

見慣れないパスポート 冷たく光る小さな銃

死ぬほど愛したあなたにだけは
許して欲しい

そして、最後の独り言
「シアワセだった。」

残り少ない時間の鍵盤をなぞれば
ひとつふたつの甘美な思い出 聴こえてくるわ

Why? どうしてあなたは秘密知ったのに黙ってた?
Drive クルマを知らない街から海へと走らせ

アウトストラーダ 銀のセダンが
アウトストラーダ 夜のなか

怖いものなんて何にも無いなんて 無知な獣

明日から照らすフツウの生活 ただ憧れ
そして、オンナであることを気付かされて

残り少ない時間の鍵盤をもう一度
調律すれば甘く響くわ
切ない恋も

疲れ果てた豹のように永眠りたいの

たぶんすべては運命だから ダブルエージェント
迷うことなくその引き金を引いてよ
すぐに


8.Bad Scenario

作詞:Tai Furusawa
作曲:Yosuke Sugiyama

絶望と希望
安堵の裏の衝動
情愛と悲哀
紙一重の恋に堕ちたの

愛してはいけないんだとわかってる
ワタシが求めてるコトをわかってくれる

巻き戻しのSwitch onであの日へ戻して
ワタシだけのモノにして
そして棄てるわ

Bad Scenario oh

愛憎も序章
愛撫が続く日曜
メーター振り切って止め処も無いスピード
今宵も
ミニのドレスだけじゃなく翳りまで
優しいあなたの指先が
脱がせてくれた

早送りのSwitch壊れ
先が読めないわ
ワタシだけのモノになるシーンが見れないわ

Bad Scenario oh

早送りのSwitch onに
未来映しだして
朝日のなか接吻交わすふたりを観せて

巻き戻せない人生だから
後悔したくないわ
いつか本気になるのが
厭だったはずが


9.Night Dolls

作詞:Tai Furusawa
作曲:Yosuke Sugiyama

「ねぇ、何か飲もうかな…。
マティーニがいいかな。」
沈んだオリーブ
満月が見ている

慣れた高級娼婦の日々 忘れたはずの愛
葉巻の香り 切ない再会

遠くに テールランプが赤く連なっていく
巴里の灯 飛行機が遥かに飛び去って往く

夜景の綺麗な部屋ね
ふたり 皮肉な運命ね
Night Dolls 呼ばれたワタシと
Night Dolls 淋しいアナタ

同情なんかいらないわ 感情なんかもう捨てた
ただふと、時に 眩しいあの日

東京 若過ぎた葡萄酒と安価いバラと‥
何度も求めあって傷ついた 懐かしいころ

オトナになったアナタは
いろんなモノ手にした
でも
Night Dolls
「充たされないトコ、変わんないね。」

ローマへ 明日列車で向かおうと誘われたの
笑顔で 彼がいて無理だと嘘をついた

何でも買えるけれど
毎晩シャンパンにダイヤモンド
でも オンナは哀しく
Night Dolls 夜を彩る


10.あなたをなくしたころから

作詞:Tai Furusawa
作曲:Yosuke Sugiyama

あなたが遺した絵に描いた
花が咲く季節だよ
ステキな思い出がいっぱいだ、と
口癖が愛しいよ

都市が少しずつ知らぬ間に汚されてゆく
大切な誰かの声も灰色のノイズに消される

ワタシは生きていく
風に乗って異国の石畳走っていくの
青空、あなたとの思い出よ

雑踏にいまにも消えそうだった
感謝する気持ちさえ
あなたをなくしたころから
伝えられるようになった

最後のメトロでめくった小説のなかの
切ない台詞交わすシーンにあの懐かしい午後重なる

恋するたびにまたオトナになって
あなたがくれたように与えられたら
静謐かな誇りと優しさを

サヨナラ この東京とお別れ
でも、あなたの面影は置いて行こう

翼がこの都市を遠ざかるわ
遥かな青い空
約束の地で
静謐かな誇りと優しさを


11.I Was Your Girlfriend

作詞:Tai Furusawa
作曲:Yosuke Sugiyama

思い出は冷めた蒼 風のうまれた場所を
ふらりと久方ぶりに訪れたわ ずっとあの恋は消えないまま

お互い自分だけのシアワセを見つけたと
いつかは微笑って言えるような日が来る
きっと It's not goodbye

もどかしい刻 重ねて あの夢の形だけ撫でて
淋しいよね、週末 また、シネコンで時間つぶすばかりでは

My fears 震えてばかりで
So many tears ひとりぼっちでなんにも見えないね
I was your girlfriend

ほかの誰より知ってた ダメなトコはなおさら
あれだけ苦しんだ日々が過ぎたあとでも
My heart's calling
So sweet

移ろい往くあなたは もう誰にも止められないね
消え往きそうな憧憬 まだ優しい音をたてるよ
風に吹かれ

Tears いつか乾いていくのかな
Tears 離れて行くだけ もう届かないんだね
I was your girlfriend

大切な人だけど もう特別じゃないと思えれば
ずっと苦しくはないけど 今よりきっと辛くはないけど

移ろい往く季節に また変わってゆくものばかり
ワタシ孤独り取り残され まだ故いシネマを観て泣いているよ
Tears あの日の優しいあなた
Tears 涙が溢れて止まらなくなるよ
I was your girlfriend


12.246

作詞:Tai Furusawa
作曲:Yosuke Sugiyama

喧嘩した土曜からしばらく経って
すこしくらいは抱きたくなったかしら
ワタシのことはもう忘れてしまい
夜の都会に消えてしまったかしら

向かう宛てなど無いけれど
空いた246
クルマを走らせてみたりして

And I miss you
何処にいるのよ
逢いたいのよ
I'm missing you
強がってた裏の弱さを隠しても
夜に瞬くよ

時々自分でもわからなくなる
何のために微笑んでいるのかも
そんなときアナタがワタシにくれた
闇の底も照らしてしまうような笑顔

夜更けの駒沢通りで
クルマを止め
空見上げ
思わず祈ってみる

And I miss you
世界中の誰もがもっと
I'm missing you
愛し愛されたら素敵な朝が来る
愛して欲しいのよ